

Twitterで特定の単語を除外するには「-(マイナス記号)」を使えばOKです。
たとえば、「旅行 -海外」と検索すれば、「旅行」に関する投稿の中で「海外」というキーワードを含まない投稿だけを表示できます。
このような「除外検索(マイナス検索)」を使いこなすことで、ノイズの少ない、目的に合ったツイートだけを素早く見つけることが可能です。
さらに、日付やユーザー、画像・動画の指定、言語設定などと組み合わせると、Twitter検索の精度と効率が格段にアップします。
この記事では、Twitterの除外検索のやり方から、具体的な応用テクニック、知らないと損する便利な演算子の使い方まで、初めての人でも迷わず実践できる内容を徹底的に解説しています。

今すぐ検索をスムーズに、そしてスマートにしたい方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。
Twitterで特定の単語を除外する方法
マイナス検索の基本

Twitterで情報を探すとき、「この単語を含む投稿は見たくない」と思ったことはありませんか?そんな時に便利なのが、マイナス検索(除外検索)というテクニックです。
やり方はとても簡単で、検索したいキーワードのあとに「-(半角ハイフン)+除外したい単語」を入力するだけです。たとえば、「猫 -犬」と検索すれば、「猫」は含まれていても「犬」は含まれていないツイートだけが表示されます。

これはGoogle検索と同じような仕組みで、Twitterでも同じように使えるんです。
余計な情報を省いて、見たいツイートにピンポイントでたどり着けるのが魅力です。
また、複数の単語を除外したいときは、それぞれに「-」をつけて入力すればOK。例:「旅行 -海外 -出張」。これで「旅行」に関する投稿のうち、「海外」や「出張」というワードを含まないものだけが表示されます。
注意点として、「-」のあとにスペースを入れてしまうと正しく動作しないので、必ず「-除外ワード」と繋げて入力してください。

このように、マイナス検索はとてもシンプルでありながら、検索の精度をぐっと高めてくれる便利な方法です。
除外検索の効果的な使い方

除外検索をただ使うだけではなく、場面に応じて効果的に活用することで、情報収集がよりスムーズになります。
たとえば、最新ニュースを追いたいときに「速報 -芸能」と検索すれば、「速報」に関する投稿の中でも芸能ニュースを省いた結果が表示されます。これにより、自分が求めている情報ジャンルに絞り込むことができます。
また、商品レビューを調べるときにも活用できます。「iPhone -広告 -PR」で検索すれば、広告や企業によるPRツイートを除外した、実際のユーザーの声に近いリアルなツイートが見つかりやすくなります。

他にも、炎上中の話題やネガティブな投稿を見たくない場合には、「イベント名 -炎上 -批判」のように入力することで、ポジティブな投稿だけを抽出できます。
- 話題の整理ができる:必要な情報に集中できる
- 感情的なノイズを省ける:冷静な判断がしやすくなる
- リアルな口コミを発見しやすい:企業による情報と区別できる
このように、マイナス検索は検索キーワードと組み合わせることで、ユーザー自身の目的に合った結果を手に入れるための強力な武器になります。
除外ワードを活用する理由
フォーカスされた情報を得る

Twitterはリアルタイム性が高く、情報量も膨大です。
だからこそ、自分に必要な情報だけを正確に抽出することが重要です。
除外ワードを活用することで、例えば「ダイエット -サプリ」と検索すれば、サプリメントに関する投稿を省いた食事法や運動の情報にフォーカスできます。これは、自分の興味のある内容に集中したいときにとても役立ちます。
また、趣味に関する情報収集でも、「カメラ -ミラーレス」といったように特定の種類を省くことで、より欲しい情報に近づくことができます。

情報のノイズを削ぎ落とし、必要な投稿だけを集める。
これが除外ワード活用の最大の目的です。
さらに、ビジネス利用においても、競合他社の名前を除外することで、自社関連の評判やニーズを調査することも可能です。
情報収集を効率化

Twitterで欲しい情報を探すのは、時として時間がかかる作業です。
しかし、除外検索をうまく使えば、ムダな情報を省いて検索時間を大幅に短縮できます。
たとえば、ある製品のトラブル情報を探したいときに「製品名 -CM -公式」と検索すると、広告や企業発信のツイートを除外できます。これによって、ユーザーのリアルな声に素早くたどり着けるのです。
また、検索結果を読みやすくなるという点でもメリットがあります。不要な情報が混ざっていない分、短時間で多くのツイートをチェックできるため、効率的なリサーチが可能になります。
ビジネスやマーケティング、ライティングなど、あらゆる場面でこの検索スキルは役立ちます。慣れてくると、一度の検索でほしい情報がほぼ完璧に手に入るようになります。
不要なツイートを排除する

Twitterの検索結果には、時として見たくない投稿が含まれることがあります。
特に炎上系の話題、悪質なコメント、ネガティブな投稿などは避けたいですよね。
そのようなときには、「話題名 -炎上 -批判 -悪口」のように除外ワードを複数設定することで、気分を害するような投稿をあらかじめ弾くことができます。
また、SNSではしばしばBotやスパムアカウントによる自動投稿も見受けられます。「キャンペーン名 -プレゼント -応募」で検索すれば、宣伝目的のツイートを除外して、本当にそのサービスを利用している人の声にたどり着けます。
- 心のストレスを減らす:不快なツイートを視界に入れずに済む
- 検索結果の質が上がる:実用的な情報が見つけやすい
- Botや広告の投稿を避けられる
これにより、Twitterの検索がもっと快適で、安全なものになります。
Twitter検索の便利機能
フィルターを使った検索方法

Twitterには、検索をより便利にしてくれるフィルター機能が用意されています。
このフィルターを使えば、特定の種類のツイートだけを表示させることが可能になります。
例えば、画像付きのツイートだけを見たい場合は、「キーワード filter:images」、動画付きなら「キーワード filter:videos」と検索します。これで、視覚的な情報に限定した検索結果が表示されます。
他にも、リンクを含むツイートだけを表示するには「filter:links」、返信ツイートを除きたいなら「-filter:replies」といった使い方ができます。
検索フィルター | 機能 |
---|---|
filter:images | 画像を含むツイートのみを表示 |
filter:videos | 動画を含むツイートのみを表示 |
filter:links | URLリンクを含むツイートのみを表示 |
-filter:replies | 返信ツイートを除外 |
filter:media | 画像または動画を含む投稿を表示 |
これらのフィルターは、マイナス検索と組み合わせることで、より絞り込んだ検索が可能になります。
たとえば「レシピ filter:images -カレー」で、画像付きの料理ツイートの中からカレーを除外できます。
条件を設定する上手なコツ

Twitter検索では、複数の条件を組み合わせて使うことで、より目的に合った検索結果を得ることができます。
ただし、条件を増やしすぎると表示されるツイートが少なくなるため、バランスが大切です。
たとえば、「イベント名 filter:images -filter:replies -炎上」などと設定すれば、画像付きの投稿で、返信ではなく、かつネガティブワードを除外した結果が表示されます。
このように検索条件を工夫すると、自分が見たい情報だけをピンポイントで表示させることができ、時間の無駄も省けます。
検索演算子の入力に誤りがあると、意図した結果が得られないため、スペルや記号には注意しましょう。
- 複数のフィルターを同時に使える:例「キーワード filter:links -filter:replies」
- マイナス検索と組み合わせるとさらに便利:例「ニュース -芸能 filter:links」
- 条件が多すぎると逆に表示件数が少なくなる
うまく調整しながら活用することで、欲しい情報に素早くたどり着くことができます。
指定したユーザーのツイートだけを見る

「この人のツイートだけを検索したい!」というときには、from:ユーザー名を使うのが便利です。
たとえば、@TwitterJPのツイートだけを検索したい場合は、「from:TwitterJP」と入力します。これでそのアカウントから発信された投稿のみが表示されます。
さらに、検索キーワードを加えれば、「from:TwitterJP 検索機能」といったように、特定ユーザーが発信した内容の中からさらに絞り込むことができます。
特定の発信者のツイートだけを確認したい場合や、有名人・企業の過去発言を探すときにも非常に便利な方法です。
逆に、特定ユーザーの投稿を除外したい場合は「-from:ユーザー名」でOKです。これにより、その人の投稿を検索結果から非表示にできます。
ユーザー名は「@」をつけずに英数字のみで入力する必要があります。
このテクニックを使えば、情報の信頼性や発信者の意図を明確に確認することができます。
複数のキーワードを使った検索
除外ワードと組み合わせる

Twitterでの検索では、複数のキーワードを組み合わせて使うことが可能です。
これにより、検索精度をさらに高めることができます。
基本的には、「キーワード1 キーワード2 -除外キーワード」のように入力します。たとえば「筋トレ 食事 -サプリ」で検索すれば、筋トレと食事に関する投稿で、サプリの話を除外した結果が表示されます。
また、キーワードにスペースを入れることで「AND検索(両方を含む投稿)」になり、複数条件を満たすツイートだけが表示されます。
- 例:「旅行 国内 -飛行機」:国内旅行に関する投稿から飛行機の話題を除外
- 例:「勉強法 時短 -広告」:時短勉強法に関する投稿から広告的な投稿を省く
このように複数条件を組み合わせることで、自分が探している情報を精密に抽出することができます。
ANDとORの使い分け

Twitterでは、キーワードを「AND」や「OR」でつなげることで、さらに柔軟な検索ができます。
AND検索は前述の通り、スペースを入れることで成立します。一方、OR検索は「キーワード1 OR キーワード2」と明示的に書く必要があります。
たとえば、「キャンプ OR バーベキュー」で検索すると、キャンプかバーベキューのどちらかを含む投稿が表示されます。両方を含んでいなくても表示される点がポイントです。
- AND検索:「猫 犬」→猫と犬の両方を含む投稿
- OR検索:「猫 OR 犬」→猫または犬を含む投稿
ORは必ず大文字で入力しないと正しく機能しないので注意が必要です。
この使い分けをマスターすると、幅広い情報を一度に収集したり、特定の条件に絞ったりと柔軟に対応できるようになります。
検索キーワードのスペース活用法

Twitter検索において、スペースの使い方にもルールがあります。
正しく使うことで、検索結果に大きな違いが出るので要注意です。
基本的に、スペースを入れると「AND検索」になります。しかし、キーワード同士を「”(ダブルクオーテーション)」で囲むと、その正確なフレーズを含む投稿だけを表示できます。
たとえば、「”猫 カフェ”」と検索すれば、「猫カフェ」というフレーズを含む投稿だけが表示されます。これは、単なる「猫 カフェ」と検索した場合とは大きく異なります。
- 通常のスペース:複数キーワードを含む投稿
- ダブルクオーテーション:完全一致のフレーズを含む投稿
これらを組み合わせて使えば、ノイズの少ない、よりターゲットを絞った検索結果が得られるでしょう。
Twitterでの画像・動画の検索
メディアを指定したマイナス検索

Twitterでは、画像や動画などのメディアを含む投稿だけを検索することができます。
このときも、マイナス検索を組み合わせることで、さらに絞り込んだ結果を得ることが可能です。
たとえば、「猫 filter:images -子猫」と検索すると、「猫」の画像ツイートのうち「子猫」というキーワードを含まない投稿が表示されます。
この方法は、見たいメディアの種類を指定しつつ、不要な話題を取り除きたいときに非常に便利です。
同様に、「キャンプ filter:videos -料理」とすれば、キャンプに関する動画の中で、料理について触れていない投稿だけを探せます。
また、filter:mediaを使うと、画像か動画を含む投稿の両方を一度に検索できます。
検索キーワードやフィルターの順番が間違っていると、意図した結果が得られないことがあるため、構文には注意しましょう。
- filter:images:画像ツイートのみ
- filter:videos:動画ツイートのみ
- filter:media:画像または動画
ビジュアル重視の情報収集において、マイナス検索との併用は非常に効果的です。
特定のメディアフォーマットの除外
Twitterでは、画像や動画だけでなく、GIFアニメやライブ配信動画など特定のメディアフォーマットも投稿されています。検索の際には、これらを除外したい場面もあるでしょう。
たとえば、動画は見たいけどGIFは除外したい場合、「filter:videos -filter:gif」などと入力します。これにより、静止画のGIFではなく、実際の動画だけを検索できます。
また、「-filter:media」と入力することで、すべてのメディア(画像・動画・GIF)を除外し、テキスト投稿のみに絞ることも可能です。

これらを活用することで、余計な情報を省きながら、目的に合ったメディア投稿だけを収集できます。
- filter:gif:GIFアニメーションのみを表示
- -filter:gif:GIFアニメーションを除外
- -filter:media:画像・動画などすべてのメディアを除外
ユーザーが求める投稿形式に合った絞り込みが可能になるため、特定のコンテンツを探すうえで非常に便利です。
動画や画像を探す際の注意点

Twitterで動画や画像を探すときは、フィルター検索とマイナス検索の組み合わせがとても役立ちますが、いくつかの注意点もあります。
まず、ユーザーが動画や画像を添付していても、必ずしも検索にヒットするとは限りません。投稿の文中に検索キーワードが含まれていなければ、表示されないこともあります。

そのため、複数のキーワードを組み合わせて検索を調整することが大切です。
例:「旅行 filter:images OR filter:videos -広告」。これで、広告ツイートを省いた旅行関連の画像・動画投稿を幅広く確認できます。
また、動画はTwitterのシステム上、埋め込みや自動再生の仕様で検索に反映されない場合があるため、検索結果の精度には限界があることも理解しておきましょう。
正確な検索ができないと感じた場合は、関連するキーワードや除外ワードを変えて何度か試してみるのがコツです。
特定ユーザーのツイートを見つける
ユーザー名を指定する方法

Twitterでは、from:ユーザー名を使って特定ユーザーの投稿だけを表示させることができます。
たとえば、「from:nhk_news」と検索すれば、NHKのニュースアカウントが発信したすべてのツイートが表示されます。さらに、「from:nhk_news 天気」とすれば、そのアカウントが投稿した「天気」に関する投稿に絞り込めます。
ユーザー名は「@」なしの英数字のみで指定するのがルールです。「@」を入れてしまうと正しく検索できません。
また、除外検索と組み合わせることで、さらに目的に合った結果を得ることができます。例:「from:nhk_news -選挙」では、NHKが投稿した内容の中から選挙に関する投稿を除外できます。
アカウントごとの検索テクニック

特定のアカウントだけに注目したい場合、検索キーワード+from:ユーザー名を組み合わせることで、非常に精度の高い検索が可能です。
たとえば、「新作 from:Sony」では、Sony公式アカウントが「新作」という言葉を使ったツイートだけを表示できます。
他にも、キャンペーンやイベント情報だけを拾いたいときは、「キャンペーン from:企業名 -RT」で検索することで、リツイートを除外してオリジナル投稿だけを見ることができます。
また、-from:ユーザー名を使うことで、特定アカウントの投稿を除外した検索も可能です。たとえば、「旅行 -from:Tourism_Japan」では、Tourism_Japanの投稿を除いた旅行関連のツイートが表示されます。
公式アカウントのリプライを外す
公式アカウントは、他のユーザーに返信する形でツイートすることがあります。これらの投稿は、filter:repliesを除外することで表示されなくなります。
たとえば、「from:Apple filter:replies」で検索すると、Appleの返信投稿のみを表示できます。逆に、「from:Apple -filter:replies」とすれば、Appleが発信したオリジナルの投稿だけに絞り込めます。

これは企業や団体のアカウントを調査したいときに非常に便利です。
情報発信としての内容だけを抽出することで、分析もしやすくなります。
filter構文を正しく使わないと、目的と異なる結果が表示されるので、しっかり確認してから使いましょう。
- filter:replies:返信投稿のみを表示
- -filter:replies:返信投稿を除外
- 公式アカウント分析に必須のテクニック
検索演算子を正確に使いこなすことで、プロのようなリサーチが可能になります。
Twitterでの日時指定検索
特定の期間を設定する方法
Twitterでは、特定の期間に投稿されたツイートだけを検索することができます。この検索方法は、「いつ発信された情報か」を重視したいときにとても便利です。

日時指定には、以下のような日付指定の演算子を使います:
- since:YYYY-MM-DD:指定日以降のツイート
- until:YYYY-MM-DD:指定日以前のツイート
たとえば、「地震 since:2024-01-01 until:2024-01-31」と入力すると、2024年1月中に投稿された「地震」に関するツイートのみが表示できます。
リアルタイム性の高い情報が重要なTwitterにおいて、期間を指定できる機能は非常に有用です。
日付のフォーマットは必ず「西暦-月-日」の順番で、半角英数字を使用してください。全角や間違った形式では機能しません。
過去のツイートを探し出す

過去の出来事について調べたいとき、Twitterは貴重な記録ツールになります。
当時の反応や空気感を知るには、日時指定検索が最適です。
たとえば、2019年の台風に関する反応を探したいときには、「台風 since:2019-10-01 until:2019-10-31」などと入力します。これで、当時のツイートだけを表示可能です。
また、何年も前のツイートでも、公開設定が維持されていれば検索対象になります。ただし、非公開設定や削除された投稿は検索できません。
過去のニュース、災害、イベント、流行などを調べたいときには、日付をしっかり指定して検索することで、ピンポイントな情報収集ができます。
検索の際は、「from:ユーザー名」と組み合わせることで、特定アカウントの過去投稿を確認することもできます。
例:「from:asahi since:2020-03-01 until:2020-03-15 コロナ」
日付や期間に基づくフィルター

Twitterには、日付を使った検索フィルターこそ公式にはありませんが、検索コマンド(演算子)をうまく使うことで、期間に基づく高度な絞り込みが可能になります。
以下のように、複数の検索条件を組み合わせて使うことで、さらに精度を高めることができます:
- 例1:「選挙 since:2022-07-01 until:2022-07-10 -炎上」
→ 2022年7月上旬に投稿された選挙関連で、炎上を除外した投稿 - 例2:「台風 filter:images since:2023-09-01 until:2023-09-10」
→ 台風関連の画像ツイートを、期間で絞り込んで表示
特定の日時や期間を条件に追加することで、検索結果のノイズがぐっと減ります。
また、イベントやリリース情報など、時系列でユーザーの反応を追うにも非常に有効な方法です。
SNS活用における注意点
情報の信頼性を見極める

Twitterは情報の速さが魅力ですが、誰でも自由に投稿できるという特性上、誤情報や偏った意見が混ざっていることも珍しくありません。
そのため、検索で得られた情報を鵜呑みにするのではなく、複数の投稿や情報源を照らし合わせて、信頼性を確認することが大切です。
- 発信者のアカウント情報:認証済みか、フォロワー数は?
- 情報の一次ソース:報道機関や公式発表と一致しているか?
- 他の人の反応:リプライや引用リツイートで補足されていないか?
また、画像や動画の加工・誤解を招くキャプションにも注意が必要です。特に災害や政治的な話題では、意図的なミスリードが行われることもあります。
検索結果に表示された情報=真実ではないという意識を常に持つことが、Twitterを正しく使ううえで重要です。
除外検索の限界と可能性

除外検索は便利ですが、万能というわけではありません。
いくつかの限界も知っておく必要があります。
まず、キーワードが含まれていない投稿はそもそも検索対象にならないため、完全に意図した情報だけを拾えるわけではありません。
また、隠語やスラング、絵文字などが使われている場合、検索キーワードと一致していなくても関連性がある投稿を取り逃すこともあります。
とはいえ、うまく検索演算子を使い分ければ、多くのノイズを省いた状態で、かなり精度の高い情報収集が可能になります。
- 絞りすぎない:条件を多くしすぎると投稿が見つからなくなる
- 言葉のバリエーションに注意:略語や漢字・ひらがなの違いも考慮
- 一度で終わらず複数パターンで検索:検索精度が高まる
除外検索の特性を理解し、柔軟に活用することで、その効果を最大限に引き出すことができます。
最新のトレンドを把握する

Twitterはトレンドが目まぐるしく変わるメディアです。
検索のタイミングやキーワードの選定によって、得られる情報の鮮度や内容が大きく異なるのが特徴です。
たとえば、イベント開催時には「イベント名 -終了」などと除外検索を使うことで、現在進行中の情報だけを表示させることができます。
また、トレンドタブと組み合わせて検索キーワードを選ぶことで、そのとき最も注目されている話題を深掘りすることができます。
トレンドに乗った投稿はRT(リツイート)やいいねの数も多く、検索結果が偏る可能性もあるため、-min_retweets:100などの演算子を使って調整する方法もあります。
トレンド検索+除外検索は、話題の中で本当に必要な情報を見つけるうえで非常に有効です。
言語設定による検索精度向上
言語コードの利用方法
Twitterで検索精度を上げるには、「lang:」を使って言語を指定するのが一番効果的です。
たとえば、「映画 lang:ja」と検索すれば、日本語で書かれた「映画」に関するツイートのみが表示されます。これにより、海外からの投稿や、他言語によるノイズを簡単に排除することができます。
multilingual searchの実践

より幅広い情報を収集したいときには、複数の言語コードを使った検索もおすすめです。
ただし、Twitterの検索では「OR」を使って複数の条件をつなぐ必要があります。
たとえば、「スマホ lang:ja OR lang:en」と検索すれば、日本語または英語で書かれた「スマホ」に関するツイートを表示できます。
さらに、「from:Apple lang:en OR lang:ja」などと指定することで、企業のアカウントが多言語で発信した内容をまとめて確認することができます。
グローバルな情報収集を行いたい場合には、このようなmultilingual searchは欠かせないテクニックです。
ただし、Twitterの検索では言語指定がうまく動作しないこともあるため、検索結果をチェックしながら微調整するのがポイントです。
検索結果を日本語に限定する

Twitterの検索結果が英語ばかりで見づらいと感じたら、日本語に限定する「lang:ja」を使うことで、一瞬で自分にとって読みやすい投稿だけに絞り込むことができます。
特に人気のキーワードや国際的な話題では、多言語の投稿が大量に表示されてしまうことがあるため、「lang:ja」の指定は非常に効果的です。
たとえば、「新型iPhone -公式 lang:ja」と入力すれば、日本語で書かれた、企業投稿を除いたユーザーの声を中心に集めることができます。
他にも、言語指定と除外検索を組み合わせることで、さらに検索の精度が高まり、探している情報にスムーズにたどり着けます。
余計な言語の投稿を省くだけで、検索体験が驚くほど快適になるので、ぜひ試してみてください。
まとめ

Twitterのマイナス検索(除外検索)を使いこなすことで、欲しい情報に素早く正確にたどり着けるようになります。
特定の単語を除外するだけでなく、ユーザー指定、日付フィルター、言語設定、画像・動画の指定などを組み合わせれば、検索の幅は無限大に広がります。
また、信頼性のある情報だけを効率よく集めるためには、検索構文の正しい使い方を理解しておくことが重要です。
今回紹介した方法を活用すれば、次のようなことが簡単にできます:
- 不要なツイートを省いて、ピンポイントな情報だけを取得
- 画像・動画・リンク・返信など、投稿形式ごとの絞り込み
- 期間・言語・発信者など、条件を細かく設定
一度覚えてしまえば、検索のストレスが激減し、情報収集が圧倒的に快適になります。

日々進化するTwitterの中でも、この「検索テクニック」は変わらず役立つスキルです。ぜひ今回の記事を参考にして、自分だけの検索スタイルを磨いてください。